日韓夫婦|韓国へ入国。隔離免除停止により、2週間隔離しました(海外渡航用のPCR検査)

コロナ過で2年ほど実家に帰れない状態が続き、ずっとタイミングをみていました。父親が脳腫瘍で手術した以来、会えてなくて、ワクチン2回目の接種を終える頃に合わせて出国の準備を開始!

日本人の夫を連れて無事に里帰りすることができました。どのように準備したのかを以下のように共有します。

日本人の配偶者、ビザ(Visa)はどうすればいい?

現状、日本国籍の人は韓国へ入国するため、ビザ(査証)の申請が必要です。
(※短期査証の効力停止、査証免除協定の暫定的な停止により2020年4月13日から無効となっている状態です。)

ビザの種類としては以下になります。

  • A-1 外交
  • A-2 公務
  • C-1 一時取材
  • C-3 短期訪問
  • C-4 短期就業
  • D-1 文化芸術
  • D-2 留学
  • D-4 語学研修
  • D-7 駐在
  • D-8 企業投資
  • D-9 貿易経営
  • F-1 訪問同居
  • F-3 同伴
  • F-6 結婚移民
  • H-1 観光就職(ワーホリ※停止中)

C-3-1 短期訪問ビザ(家族・親戚訪問)の申請

日本人の配偶者である夫のビザ申請のため、一緒に「駐大阪大韓民国総領事館」を訪ねました。短期訪問が可能なシングルビザ(90days)C-3-1を申請、訪問の目的は家族・親戚訪問です。

以下がビザ申請に必要な書類の一覧です。

(日本人配偶者ビザ申請の場合)必要な書類

  • 査証発給申込書 (VISA APPLICATION FORM)
  • パスポート(有効期限6ヶ月以上)
  • 写真(6ヶ月以内撮影したカラー写真、3.5×4.5cm、背景は白色)
  • パスポートコピー1枚
  • 現住所地が確認できる住民票もしくは運転免許証、保険証など
  • 訪問理由書/スケジュール
    (指定書式なし、A4サイズ1枚ほど、韓国語・日本語で詳しく作成)
  • 招待状もしくは病院診断書など入国の目的を表す書類
    診断書(1ヶ月以内、患者の名前、診断内容、病院情報など記載)
  • 家族関係を立証できる公的書類(原本3ヶ月以内)
    ※家族関係証明書(詳細)、婚姻関係証明書など

※詳しくは管轄領事館にお問い合わせください。

受付時間にご注意

ビザ申請の受付時間が平日の午前9:00から11:30までなので、遅くても11時までには訪問しなければいけません。ご注意ください。

ビザ発行

申請後、発行までは2週間以上かかります。余裕を持って申請しましょう。許可がおりたら、ビザを取りにもう一度領事館を訪問します。

ワクチン接種(隔離免除申請のため)

みんなの安全のため、7/30 1回目接種、8/27 2回目接種、2回にかけてワクチンを接種しました。ワクチン接種をしておくと、時期によって隔離免除の申請ができます。状況が代わりやすい時期なので、確実とは言えませんが、ご参考にしてください。(※オミクロン株が流行っている12/3から12/16まで隔離免除不可)

航空券予約

夫のビザの取得とワクチン接種が終わったので、大韓航空でチケットを予約しました。運航便数が週3便(水・木・土曜日)で限られている状況です。

2週間の隔離宿の予約

2回のワクチン接種は済ませた状態でしたが、変異株が流行っていた9月に入国するため、隔離免除の除外の対象になります。つまり、2週間の隔離が必要になります。

韓国内に家族が住んでいますが、みんなが生活している家なので、別で隔離宿を予約しました。調べたところ、外国人のみが宿泊するならAirbnbでも大丈夫ですが、内国人(韓国人)が宿泊する場合Airbnbはは違法となります。

韓国政府が認める合法の予約サイト「Wehome」で予約しました。

海外渡航用(韓国)のPCR検査

日本から韓国に入国するためにはPCR検査が必要です。出発日基準、72時間(3日)以内に発行されたPCR陰性証明書の提出が必須。

検査方法遺伝子増幅検出(NAATs、PCR、LAMP、TMA、SDA、NEAR等)に基づいた検査
※検体採取方法:唾液 Saliva、鼻咽頭ぬぐい液 Nasopharyngeal swab OK
記載項目名前(パスポートと同じ名前)、生年月日、検査方法、
検査日付、検査結果、発行日付、検査機関名
検査結果陰性
発行言語韓国語もしくは英語

自宅隔離者安全保護、自己診断のアプリ

以下のアプリをインストールします。隔離対象は自宅隔離者安全保護アプリで毎日、午前・午後、2回に分けて報告することになります。

(左)自宅隔離者安全保護アプリ:隔離対象全員(韓国人、外国人) ※ID: CORONA
(右)自己診断アプリ:隔離免除書所持者(韓国人、外国人)

入国審査

機内で配られた書類を作成しておきます。

  • 税関申告書
  • 自宅隔離同意書
  • 健康状態質問書

空港に着いたら、検疫ブースにPCRの陰性証明書、自宅隔離同意書を提出します。

韓国国内での滞在先の住所、電話番号、自宅隔離者安全保護アプリがインストールされているのかを確認します。電話が繋がることがその場で確認できたら、入国審査へ進みます。

入国審査が終われば、隔離宿に移動します。

移動手段としては「海外入国者専用のバス、防疫タクシー、自家用車」が利用できます。海外入国者専用のバスは利用できる時間帯が決まっていたので、防疫タクシーを選びました。

防疫タクシー(=MINI VAN)の料金は記載されています。麻浦区(マポ)の隔離宿まで67,600ウォン。行く途中、PCRの検査のための保健所にも寄ってくれます。その料金まで含まれているので安心です。

24時間以内のPCR検査

韓国に着いてから、24時間以内にPCR検査が必要です。

  1. 管轄保健所に到着
  2. QRコードで簡単な問診票を作成して提出
  3. 手の消毒、身分証を準備(パスポート)
  4. PCR検査用の液体と自宅隔離支援品を受領
  5. PCR検査(鼻咽頭ぬぐい液)※無料

2週間の隔離

2週間の隔離が始まります。デリバリーアプリがとても発達していて、必要なものや食べ物は簡単に手に入りました。特に生活に困ることはなかったです。ただし、2週間外出ができないので、かなり暇です。

自宅隔離者安全保護アプリは追跡ができるようにアプリがずっと動作できる状態にしておきましょう。(バッテリーの消耗が早い)

  • 毎日)午前・午後、2回に分けて健康状態を報告
  • 通知、アラームがなったら、確認ボタンを押す
  • 担当者公務員さんの自宅訪問
  • 隔離解除1〜2日前、PCR検査(免疫タクシー予約必須)
  • PCR検査結果が陰性の場合、隔離解除

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日本から韓国へ入国

韓国で2週間の隔離生活

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